円独歩と株の二層を、CPIとSTEOが分ける週
S&Pは週次+0.09%で横ばい、中身は半導体・エネルギー先行。ドル/円は156.22で−1.95%。来週の主分岐は米CPI(Wallerゲート)とEIA STEO(9/9)。
指数は動かず、円は買い、原油は供給経路が閉じたまま、暗号は流入が厚いのに高値が剥がれる。同じ週をリスクオン/オフの一語で潰すと、来週の分岐が見えなくなる。確定数字だけ先に置く。S&P 500は2026-09-04終値7718.60(週次+0.09%)、ドル/円は156.22(−1.95%)、ドル指数は99.16(−0.54%)、米10年は4.784%(+6.4 bp)。NFPは+162k。FedWatch報道帯は9/7時点で利上げ側58.6%/据え置き側41.4%(本体ツール未取得)。来週の主分岐は米CPIとEIA STEO(9/9)。Labor Dayで米現金株は4営業日窓になる。
調査の週次窓は2026-08-28〜09-04(金−金)。株はフラット、円クロスは沈み、金利は上がった。符号は揃わない。
| SPX | 7,718.60 | +0.09% | -0.06% | +12.80% |
| IXIC | 26,506.99 | +0.40% | +0.54% | +14.00% |
| N225 | 65,020.94 | -2.09% | -1.93% | — |
| USDJPY | 156.22 | -1.95% | -0.93% | — |
| EURUSD | 1.16 | -0.30% | +0.77% | — |
| DXY | 99.16 | -0.54% | -0.53% | — |
円独歩の判定材料はドル指数週次−0.54%とドル/円週次−1.95%の乖離に限る。ユーロ/円181.462(−2.26%)、ポンド/円211.301(−2.54%)は観察であり、判定の足し算には使わない。株の中身はSOXX +2.21%とXLE +2.20%が指数を上回る。Russell 2000は+0.1%で、小型崩壊のラベルは週次符号に乗らない。
来週を読む枠は三層。混ぜない。
金銀レシオ67.07対均衡59.65、CFTC金・銀MMネット縮小(as-of 9/1)は原油モメンタムからの切り離し。DXY安と金安が同時なら、単純なドル安=金高則は使えない。実質金利は未取得なので金利因果は主張しない。
主役は振り返りではなく、来週のイベント分岐である。
織り込みはギャップ残存。地政学プレミアムの $/bbl 同時分解は未取得。
キーはギャップの両端 91.48 と 81.13。これ以外の支持線は置かない。WPSR 9/10 は在庫・需要近似の確認点。
公表日時は一次メモに無いので捏造しない。焦点は、雇用で乗った確率帯がCPIで維持されるか非対称に巻き戻されるか。
ECB(9/10)は poll 65/65・+25bp 前提の消化イベント。€STR/OIS 一次表が無いので fully priced は主張しない。FX spoke へ委譲する。
半導体とエネルギーの並立が STEO/WPSR 後に残るか、PPI(9/10)→CPI(9/11)で収縮するか。コンセンサスとFedWatch本体%は未取得なので織り込み列は埋めない。日米符号分裂(S&P +0.09%、日経 −2.09%、ドル/円 −1.95%)は相関観察。海外勢フローの主体は今号の焦点にしない。
原油順張りは、STEOでギャップが消え需要弱さが主叙事になると崩れる。CPIゲートはホットなら失敗する。暗号のフロー厚さは、純流入が続いても81,264.70を更新できない局面が続けば上値説明力を失う。貴金属の冷えは、次回COTでMM再拡大なら as-of 9/1 の過剰一般化になる。三層を一枚の「リスクオン」に還元してはならない。
数字の出典は Yahoo Finance 日次終値(2026-09-04)、BLS NFP、EIA、OPEC+ 9/6、Farside、CFTC Disaggregated(as-of 9/1)。FedWatch は報道帯のみ。