信頼区間
信頼区間は、母集団の平均などの特徴を表す値(母数)を、標本から区間で推定するものです。同じ条件で標本抽出と区間計算を繰り返すと、95%信頼区間では作られた区間の約95%が真の母数を含みます。
信頼区間は、母集団の平均などの特徴を表す値(母数)を、標本から区間で推定するものです。同じ条件で標本抽出と区間計算を繰り返すと、95%信頼区間では作られた区間の約95%が真の母数を含みます。
信頼区間は、標本の情報から母集団母集団は、調査や研究で対象とする人・物・出来事の全体です。どの範囲を母集団とするかは問いに応じて定め、そこから一部を取り出したものを標本と呼びます。の特徴を表す母数を区間で推定するときに使う統計用語です。標準誤差標準誤差は、標本を繰り返し抽出したときに統計量がどの程度変動するかを示す尺度です。標準偏差が観測値の散らばりを表すのに対し、標準誤差は統計量の標本分布の散らばりを表します。や仮説検定とあわせて学ぶことが多く、区間の意味を読む際には「何を推定しているか」と「どの手続きで区間を作ったか」が大切です。
信頼区間とは、母数を対象にした区間推定の一種です。標本から計算する下限と上限を使い、あらかじめ定めた信頼率を満たすように構成します(JIS Z 8101-1:2015, 1.25・1.28)。
たとえば95%信頼区間では、同じ条件で標本抽出と区間の計算を何度も繰り返すと、作られた区間の約95%が真の母数を含むという意味です。これは、観測後に得られた特定の区間に母数が入る確率が95%だという意味ではありません。観測後は、その区間と母数はいずれも固定されています(JIS Z 8101-1:2015, 1.28注記;総務省統計局「区間推定」)。
例(仕組みを示す仮想例):ある母集団の平均を推定するため、同じ方法で標本を取り直し、そのたびに95%信頼区間を作るとします。長く繰り返したとき、およそ95%の区間が真の平均を含むように設計されています。実際の一つの区間を見て「平均がこの中にある確率は95%」と読むのではありません。
信頼区間の具体的な計算方法や前提条件は、対象とする母数や推定手法によって異なります。特定の分布や計算法を、すべての信頼区間に共通する条件とみなすことはできません。