ETF(上場投資信託)は、取引所で売買できる投資信託です。株式のように取引時間中の市場価格で売買され、指数連動型のほか、アクティブ運用型もあります。[1][2]
定義
ETFは Exchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」、略して「上場投信」と呼ばれます。金融商品取引所に上場し、取引時間中に市場価格で売買される投資信託を指します。指数に連動する商品が多いものの、特定の指数への連動はETFの必須条件ではありません。[1]
ETFの市場価格は、保有資産を基に算出する1口あたりの価値である基準価額(NAV)と一致するとは限らず、基準価額を上回るプレミアムや下回るディスカウントが生じることがあります。[3]
似た用語との違い
- 通常の投資信託:非上場の投資信託は、ETFのように取引所で取引時間中の市場価格により売買する商品ではありません。[2]
- ETN(上場投資証券):ETNは金融機関が発行する債券です。ETFのような裏付資産を持たない点が異なります。[4]
- ETP(取引所取引型商品):米国の現物ビットコイン商品は、SEC資料で「Spot Bitcoin ETP」などと呼ばれ、承認対象はビットコイン連動の信託持分・ユニットとして記載されています。市場で使われる「現物BTC ETF」は広く通じる呼称ですが、この呼称だけでは個別商品の法的形態までは分かりません。[5][6] たとえば、iShares Bitcoin Trustは主にビットコインを保有する信託として届出されています。[7] これは個別商品の例で、他の現物BTC商品も同じ構造だとは限りません。
この用語を扱う本編記事
詳しくは
- 日本取引所グループ「ETF 用語集」
- 日本取引所グループ「他の投資信託との違い」
- 米国証券取引委員会 Investor.gov, “Updated Investor Bulletin: Exchange-Traded Funds (ETFs)”
- 日本取引所グループ「ETNの特徴・ETFとの違い」
- 米国証券取引委員会「Statement on the Approval of Spot Bitcoin Exchange-Traded Products」(2024年1月10日)
- 米国証券取引委員会「Order Granting Accelerated Approval … To List and Trade Bitcoin-Based Commodity-Based Trust Shares and Trust Units」(Release No. 34-99306、2024年1月10日)
- iShares Bitcoin Trust 登録届出書・目論見書(2024年1月提出)